正答3
解説
力率とは、回路に供給された電力(皮相電力)のうち、実際に抵抗で消費された電力(有効電力)の割合を示す値です。
力率cosθ=有効電力皮相電力電力は抵抗のみで消費される※ので、交流回路の力率は、抵抗とリアクタンスが直列で接続されている場合、並列で接続されている場合に分けて以下のように計算します。
①抵抗とリアクタンスが直列力率cosθ=VRV 回路の電圧Vに対する抵抗に印加される電圧VRで求める②抵抗とリアクタンスが並列力率cosθ=IRI 回路の電流Iに対する抵抗に流れる電流IRで求める本問では、抵抗とリアクタンスが直列なので①の式を使います。
電源電圧が102V、そのうち抵抗に印加される電圧は90Vなので、力率cosθ=90102≒0.88=88[%]したがって[ハ]が正解です。
※コイルへ供給された電力は、消費されないため無効電力と呼ばれます。
コイルはエネルギーを蓄える素子であり、コイルへ供給された電力は電源とコイル間を行き来するだけで実際に仕事をしないためです。