令和5年度下期 法規 第三種電気主任技術者試験 問16
電気工作物に起因する供給支障事故について,次の(a)及び(b)の問に答えよ。 [図1:高圧配電系統図(概略図)。電源→配電用変電所(変圧器・遮断器A)→高圧配電線(事故点1,保安上の責任分界点)→高圧需要家側(遮断器B・変圧器・遮断器C・負荷,事故点2・事故点3)及び低圧需要家側(変圧器・遮断器・負荷)に分岐する系統図。] (b) 次の記述中の空白箇所(ア)〜(エ)に当てはまる組合せとして,正しいものを次の(1)〜(5)のうちから一つ選べ。 ① 受電設備を含む配電系統において,過負荷又は短絡あるいは地絡が生じたとき,供給支障の拡大を防ぐため,事故点直近上位の遮断器のみが動作し,他の遮断器は動作しないとき,これらの遮断器の間では (ア) がとられているという。 ② 図2は,図1の高圧需要家の事故点2又は事故点3で短絡が発生した場合の過電流と遮断器(遮断器A及び遮断器B)の継電器動作時間の関係を示したものである。 (ア) がとられている場合,遮断器Bの継電器動作特性曲線は, (イ) である。 ③ 図3は,図1の高圧需要家の事故点2で地絡が発生した場合の零相電流と遮断器(遮断器A及び遮断器B)の継電器動作時間の関係を示したものである。 (ア) がとられている場合,遮断器Bの継電器動作特性曲線は, (ウ) である。 また,地絡の発生箇所が零相変流器より負荷側か電源側かを判別するため (エ) の使用が推奨されている。 [図2:過電流継電器-連動遮断特性。横軸電流,縦軸時間のグラフ上に,動作時間の速い「曲線2」と遅い「曲線1」の2本の反比例的な特性曲線。] [図3:地絡継電器-連動遮断特性。横軸零相電流,縦軸時間のグラフ上に,動作時間の速い「曲線4」と遅い「曲線3」の2本の階段状の特性曲線。]
