電線1線の抵抗が6Ω、誘導性リアクタンスが4Ωである三相3線式送電線について、次の(a)及び(b)の問に答えよ。
(b) 受電端に接続する負荷の条件を、遅れ力率60%、三相皮相電力65MV・Aに変更することになった。
この場合でも、受電端電圧を60kV、送電線での電圧降下率を受電端電圧基準で10%に保ちたい。
受電端に設置された調相設備から系統に供給すべき無効電力の値[Mvar]として、最も近いものを次の(1)〜(5)のうちから一つ選べ。
正答2
解説
正解は(2)。
近似式ΔV=(RP+XQ')/Vrを用いる。
ΔV=6,000V、Vr=60,000V、R=6Ω、X=4Ωより6,000=(6P+4Q')/60,000、6P+4Q'=3.6×10^8。
負荷はS=65MV・A、cosθ=0.6よりP=39MW。
これを代入しQ'=(3.6×10^8-6×3.9×10^7)/4=3.15×10^7=31.5Mvar。
負荷の無効電力Q=65×0.8=52Mvarなので、調相設備が供給すべき無効電力はQ-Q'=52-31.5=20.5Mvarとなり、(2)が最も近い。