環状鉄心に、コイル1及びコイル2が巻かれている。
二つのコイルを図1のように接続したとき、端子A-B間の合成インダクタンスの値は1.2 Hであった。
次に、図2のように接続したとき、端子C-D間の合成インダクタンスの値は2.0 Hであった。
このことから、コイル1の自己インダクタンスLの値[H],コイル1及びコイル2の相互インダクタンスMの値[H]の組合せとして、正しいものを次の(1)〜(5)のうちから一つ選べ。
ただし、コイル1及びコイル2の自己インダクタンスはともにL[H],その巻数をNとし、また、鉄心は等断面、等質であるとする。
正答2
解説
正解は(2)。
図1は磁束が打ち消し合う差動接続でL_AB=2L-2M=1.2H、図2は磁束が加わる和動接続でL_CD=2L+2M=2.0H。
両式を加えると4L=3.2よりL=0.8H、引くと4M=0.8よりM=0.2Hが得られる。
したがって自己インダクタンスL=0.8H、コイル1・2間の相互インダクタンスM=0.2Hの組合せが正しい。