給水が水道その他圧力を有する水源から供給されるAからDまでのボイラー(小型ボイラーを除く。)について、法令上、当該水源に係る管を返り管に取り付けなければならないもののみを全てあげた組合せは、(1)~(5)のうちどれか。
A 炉筒煙管ボイラー
B 鋳鉄製ボイラー
C 熱媒ボイラー
D 貫流ボイラー
正答3
解説
正解は3です。
給水が水道など圧力を有する水源から供給される場合に、その水源の管を返り管に取り付けなければならないボイラーを問う問題です。
この規定はボイラー構造規格第100条で、第2編「鋳鉄製ボイラー」に置かれています。
したがって、鋳鉄製ボイラーだけに適用される規定です。
【記述別解説】
A:× 炉筒煙管ボイラーは鋼製ボイラーなので、第100条の対象ではありません。
B:○ 鋳鉄製ボイラーは第100条の対象です。
水道などからの給水管は、ボイラーに直接つながず、返り管に取り付けます。
C:× 熱媒ボイラーは鋳鉄製ボイラーではないので、第100条の対象ではありません。
D:× 貫流ボイラーは鋼製の水管ボイラーなので、第100条の対象ではありません。
対象はBだけなので、正解は3です。
【選択肢別解説】
1:× 対象外のAとCを含むので誤りです。
2:× AもDも対象外で、Bが欠けているので誤りです。
3:○ 対象となるBだけをあげています。
4:× 対象外のCとDを含むので誤りです。
5:× CもDも対象外で、Bが欠けているので誤りです。
【ポイント】
「圧力を有する水源からの給水は返り管に取り付ける」は、鋳鉄製ボイラー特有の規定です。
鋳鉄製ボイラーは、圧力0.1MPaを超えて使用する蒸気ボイラーや、温水温度120℃を超える温水ボイラーには使えません(第88条)。