正答1
解説
正解は1です。
この問題は適切でないものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
油だきボイラーの点火時に起こる逆火(炎が炉外に吹き出す現象)の原因を問う問題です。
逆火は、炉内に燃料や未燃ガスがたまった状態で着火し、急激に燃焼したときに起こります。
【選択肢別解説】
1:○ この記述が逆火の原因として誤りです。
噴霧蒸気(空気)の圧力が強すぎると、燃焼が不安定になったり、火炎が吹き消えたりする原因になります。
炉内に未燃の燃料をため込む状態ではないため、逆火の原因には当たりません。
2:× 記述は逆火の原因として適切です。
煙道ダンパの開度が不足すると、炉内の通風が不足して未燃ガスが排出されにくくなります。
その状態で点火すると逆火が起こりやすくなります。
3:× 記述は逆火の原因として適切です。
着火遅れが生じると、その間に炉内へ噴射された燃料が一度に燃え、逆火を起こします。
4:× 記述は逆火の原因として適切です。
点火時は空気を先に送り、その後に燃料を供給するのが原則です。
燃料を先に供給すると、炉内に燃料がたまり逆火の原因になります。
5:× 記述は逆火の原因として適切です。
燃焼中の他のバーナの火炎を利用して次のバーナに点火すると、着火が不確実になり逆火を起こすことがあります。
バーナごとに点火用火炎を用いて点火します。
【ポイント】
逆火の原因は「通風不足」「着火遅れ」「燃料の先行供給」「他のバーナの火炎での点火」と覚えましょう。
点火前には炉内を十分に換気(プレパージ)します。