正答2
解説
正解は2です。
ボイラーの点火前に行う点検・準備の内容を問う問題です。
この問題は適切でないものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 適切な記述です。
まず水面計の機能を点検し、正しい水位が見えることを確かめてからボイラー水位を確認します。
水位が低いときは、給水して常用水位に調整します。
2:○ 誤った記述です。
水位検出器の機能試験では、設定水位の下限で給水調節弁が開方向に動作することを確認します。
水位が下限まで下がったら、給水を増やす必要があるからです。
「閉方向」は逆で、閉方向に動作するのは設定水位の上限です。
3:× 適切な記述です。
圧力がないのに指針がゼロに戻らない(残針がある)場合は、圧力計が故障しているおそれがあります。
その場合は予備の圧力計と取り替えます。
4:× 適切な記述です。
験水コックがある場合は、水部にあるコックを開けて、水が噴き出すことを確認します。
5:× 適切な記述です。
点火前には、煙道の各ダンパを全開にしてファンを運転し、炉と煙道内を換気(プレパージ)します。
残っている可燃性ガスによる炉内爆発を防ぐためです。
【ポイント】
ボイラー則第30条は、ダンパーの調子を点検し、燃焼室と煙道の内部を十分に換気した後でなければ点火してはならないと定めています。
点火前の点検は、水位・圧力計・換気の3点を軸に整理しましょう。