ボイラー(小型ボイラーを除く。)の附属品の管理のため行わなければならない事項に関するAからDまでの記述で、法令に定められているもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。
A 圧力計の目もりには、ボイラーの最高使用圧力を示す位置に、見やすい表示をすること。
B 蒸気ボイラーの水高計の目もりには、常用水位を示す位置に、見やすい表示をすること。
C 燃焼ガスに触れる給水管、吹出管及び水面測定装置の連絡管は、不燃性材料により保温その他の措置を講ずること。
D 圧力計は、使用中その機能を害するような振動を受けることがないようにし、かつ、その内部が凍結し、又は80℃以上の温度にならない措置を講ずること。
正答3
解説
正解は3です。
ボイラー及び圧力容器安全規則第28条に定める附属品の管理の内容を問う問題です。
【記述別解説】
A:○ 法令に定められています。
第28条第1項第5号により、圧力計又は水高計の目もりには、ボイラーの最高使用圧力を示す位置に見やすい表示をします。
B:× 法令の定めと異なります。
第6号では、蒸気ボイラーの常用水位は、ガラス水面計又はこれに接近した位置に、現在水位と比較できるように表示するとされています。
水高計は温水ボイラーの圧力を示す計器で、常用水位の表示には使いません。
C:× 法令の定めと異なります。
第7号では、燃焼ガスに触れる給水管、吹出管及び水面測定装置の連絡管は、耐熱材料で防護するとされています。
不燃性材料による保温ではありません。
D:○ 法令に定められています。
第4号により、圧力計又は水高計は、機能を害する振動を受けないようにします。
また、内部が凍結したり80℃以上になったりしない措置を講じます。
【選択肢別解説】
1:× Bは法令の定めと異なるので含まれません。
2:× Cは法令の定めと異なるので含まれません。
3:○ 法令に定められているAとDを、過不足なく挙げた組合せです。
4:× BとCはどちらも法令の定めと異なります。
5:× Cは法令の定めと異なり、Aも抜けています。
【ポイント】
「保温」するのは逃がし管と温水ボイラーの返り管で、凍結防止が目的です(第3号・第8号)。
燃焼ガスに触れる給水管などは「耐熱材料で防護」で、混同しやすい組合せです。