正答3
解説
正解は3です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
ガスだきボイラーを手動で点火するときの手順を問う問題です。
点火時の炉内ガス爆発を防ぐため、漏れの点検、換気、着火の確認が重要です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
ガス圧力が加わっている継手、コック、弁は、ガス漏れ検出器や検出液の塗布でガス漏れの有無を点検します。
2:× 正しい記述です。
点火前には、通風装置で炉内と煙道を十分な空気量で換気(プレパージ)します。
ボイラー則第30条も、燃焼室と煙道の内部を十分に換気した後でなければ点火してはならないと定めています。
3:○ 誤った記述です。
バーナが上下に2基ある場合は、上方ではなく下方のバーナから点火します。
燃焼ガスは炉内を上へ流れるため、下方のバーナから点火し、燃焼が安定してから上方のバーナに点火するのが正しい手順です。
上方のバーナも、他のバーナの火炎に頼らず、それぞれ点火操作をして着火を確かめます。
正しくは「下方のバーナから点火する」です。
4:× 正しい記述です。
点火制限時間内に着火しないときは、直ちに燃料弁を閉じ、炉内を換気してから点火をやり直します。
5:× 正しい記述です。
着火後に燃焼が不安定なときは、直ちに燃料の供給を止めます。
失火した炉内に燃料が流れ込み、爆発するのを防ぐためです。
【ポイント】
「上下2基のバーナは下方から点火」は、油だき・ガスだきに共通する定番の論点です。
着火しなかったときは、必ず換気をしてから再点火します。