正答2
解説
正解は2です。
石炭化度(植物が石炭に変化した度合い)と、石炭の成分・発熱量の関係を問う問題です。
石炭化度は、泥炭、褐炭、瀝青炭、無煙炭の順に進みます。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 記述は正しいです。
石炭化度が進むほど、石炭に含まれる固定炭素は多くなります。
2:○ 揮発分が「多い」としている点が誤りです。
石炭化度が進むほど、揮発分は少なくなります。
揮発分の少ない無煙炭は、燃焼しても煙が少ないのが特徴です。
3:× 記述は正しいです。
灰分は燃えない成分なので、灰分が多くなるほど発熱量は減少します。
4:× 記述は正しいです。
燃料比は固定炭素を揮発分で割った値です。
固定炭素が増えて揮発分が減るので、石炭化度が進むほど燃料比は大きくなります。
5:× 記述は正しいです。
石炭化度が進んで炭素分が多くなるほど、一般に単位質量当たりの発熱量は大きくなります。
【ポイント】
石炭化度が進むと「固定炭素・燃料比・発熱量は増え、揮発分は減る」と覚えます。
燃料比=固定炭素÷揮発分の式を覚えておくと、増減を取り違えにくくなります。