正答5
解説
正解は5です。
伝熱の三つの形態と、熱貫流の定義を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 記述は正しいです。
伝熱作用は、熱伝導、熱伝達、放射伝熱の三つに分けられます。
ボイラーでは、これらが組み合わさって燃焼ガスの熱が水に伝わります。
2:× 記述は正しいです。
液体や気体が固体壁に接して、壁との間で熱が移る現象を熱伝達といいます。
対流伝熱とも呼ばれます。
3:× 記述は正しいです。
物体の内部で、高温部から低温部へ順次熱が伝わる現象を熱伝導といいます。
伝熱面の鋼板の中を熱が伝わる過程がこれにあたります。
4:× 記述は正しいです。
空間を隔てた物体の間で、熱放射によって熱が移る現象を放射伝熱といいます。
炉内の火炎から伝熱面への伝熱が代表例です。
5:○ 熱貫流に放射伝熱を含めている点が誤りです。
熱貫流(熱通過)は、固体壁を隔てて高温流体から低温流体へ熱が移る現象です。
一般に、熱伝達と熱伝導が総合されたものとして扱います。
【ポイント】
熱貫流は「熱伝達+熱伝導+熱伝達」と覚えます。
燃焼ガスから管壁へ(熱伝達)、管壁の中(熱伝導)、管壁から水へ(熱伝達)と順にたどると理解しやすいです。