貫流ボイラー(小型ボイラーを除く。)の附属品について、AからDまでの記述のうち、法令に定められているものを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。
A 過熱器には、ドレン抜きを備えなければならない。
B 給水装置の給水管には、給水弁及び逆止め弁を取り付けなければならない。
C 起動時にボイラー水が不足している場合及び運転時にボイラー水が不足した場合に、自動的に燃料の供給を遮断する装置又はこれに代わる安全装置を設けなければならない。
D 吹出し管は、設けなくてもよい。
A,B A,B,C A,C,D B,C,D C,D 購入状況を確認しています… 正答 3
解説 正解は3です。
貫流ボイラー(小型ボイラーを除く)の附属品について、法令に定められている記述を全て選ぶ組合せ問題です。
問題文の記述は次のA〜Dです。
A 過熱器には、ドレン抜きを備えなければならない。
B 給水装置の給水管には、給水弁及び逆止め弁を取り付けなければならない。
C 起動時にボイラー水が不足している場合及び運転時にボイラー水が不足した場合に、自動的に燃料の供給を遮断する装置又はこれに代わる安全装置を設けなければならない。
D 吹出し管は、設けなくてもよい。
【記述別解説】
A:○ 定められています。
ボイラー構造規格第77条第3項により、過熱器にはドレン抜きを備えなければなりません。
B:× 定められていません。
第75条は給水管に給水弁及び逆止め弁を取り付けるよう定めています。
ただし、貫流ボイラーは給水弁のみとすることができるので、逆止め弁は必須ではありません。
C:○ 定められています。
第84条第3項により、貫流ボイラーには、起動時・運転時にボイラー水が不足した場合に自動的に燃料の供給を遮断する装置又はこれに代わる安全装置を設けます。
D:○ 定められています。
第78条第1項は、スケールなどを排出する吹出し管を備えるべき蒸気ボイラーから、貫流ボイラーを除いています。
貫流ボイラーは水を一方向に流して蒸発させるので、沈殿物を吹き出す吹出し管を設けなくてもよいとされています。
【選択肢別解説】
1:× 定められていないBを含み、C・Dが欠けているので誤りです。
2:× 定められていないBを含み、Dが欠けているので誤りです。
3:○ 法令に定められているA、C、Dを全て挙げた組合せです。
4:× 定められていないBを含み、Aが欠けているので誤りです。
5:× 定められているAが欠けているので誤りです。
【ポイント】
貫流ボイラーの特例は「給水弁のみでよい」「吹出し管は不要」「安全弁は過熱器出口付近に取り付け可」の3つが頻出です。
低水位燃料遮断装置の規定(第84条第2項)は貫流ボイラーを除いており、貫流ボイラーは第3項の「ボイラー水の不足」で定められています。
なお、現行の第78条では、吹出し管が不要な貫流ボイラーから多管式貫流ボイラーが除かれています。