正答3
解説
正解は3です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
ばね安全弁と逃がし弁の調整方法、試験方法を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 記述は正しい内容です。
調整ボルトを所定の位置に設定してから圧力をゆっくり上げ、安全弁を作動させます。
そのうえで、吹出し圧力と吹止まり圧力を確認します。
2:× 記述は正しい内容です。
ボイラー及び圧力容器安全規則(以下、ボイラー則)第28条第2項の規定どおりです。
安全弁が2個以上あり1個を最高使用圧力以下で作動させるときは、他を最高使用圧力の3%増以下に調整できます。
3:○ この記述が誤りです。
エコノマイザの逃がし弁(安全弁)は、ボイラー本体の安全弁より低い圧力ではなく、高い圧力で作動するように調整します。
エコノマイザ内の水は、ボイラーに押し込むためボイラー本体より高い圧力になっています。
本体より低く設定すると、通常の運転でもエコノマイザの弁が吹いてしまいます。
4:× 記述は正しい内容です。
最高使用圧力の異なるボイラーが連絡しているときは、最も低いボイラーを基準に各安全弁を調整します。
5:× 記述は正しい内容です。
安全弁の手動試験は、最高使用圧力の75%以上の圧力で行います。
【ポイント】
作動の順は「過熱器の安全弁、ボイラー本体の安全弁、エコノマイザの逃がし弁」で、エコノマイザが最も高い設定です。
過熱器用安全弁が胴の安全弁より先に作動することは、ボイラー則第28条第1項第2号に定められています。