正答5
解説
正解は5です。
脱酸素剤は、給水やボイラー水に溶けている酸素を化学的に取り除き、腐食を防ぐ薬剤です。
代表的な脱酸素剤は、亜硫酸ナトリウム、ヒドラジン及びタンニンです。
【薬剤別解説】
塩化ナトリウムは、軟化装置のイオン交換樹脂を再生する食塩で、脱酸素作用はありません。
りん酸ナトリウムは、硬度成分を沈殿させる軟化剤や、pHとアルカリ度の調整剤として使われます。
炭酸ナトリウムは、pHとアルカリ度の調整剤や軟化剤として使われます。
亜硫酸ナトリウムは、溶存酸素と反応して硫酸ナトリウムになり、酸素を取り除く脱酸素剤です。
タンニンも、脱酸素剤として使われる薬剤です。
【選択肢別解説】
1:× 塩化ナトリウムもりん酸ナトリウムも、脱酸素剤ではありません。
2:× タンニンは脱酸素剤ですが、りん酸ナトリウムは軟化剤やpH調整剤です。
3:× 亜硫酸ナトリウムは脱酸素剤ですが、炭酸ナトリウムはpHとアルカリ度の調整剤です。
4:× 炭酸ナトリウムもりん酸ナトリウムも、脱酸素剤ではありません。
5:○ 亜硫酸ナトリウムとタンニンは、どちらも脱酸素剤です。
両方とも脱酸素剤である組合せは、この肢だけです。
【ポイント】
脱酸素剤は「亜硫酸ナトリウム、ヒドラジン、タンニン」の3つを覚えましょう。
りん酸ナトリウムや炭酸ナトリウムは、軟化剤やpH調整剤として出題されます。