シーケンス制御に使用される次の優先回路に関し、下の文中の 内に入れるA~Eの語句又は記号の組合せとして、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。
「ボタンスイッチ A を押すと、1番地に電流が流れ、電磁リレー B はコイルに電流が流れて作動し、2番地の電磁リレー接点R1-1は C となる。ここで、ボタンスイッチ D を押しても2番地には電流が流れず、電磁リレー E は作動しない。」
A B C D E
正答4
解説
正解は4です。
シーケンス制御の優先回路(インターロック回路)の動作を問う問題です。
図の1番地は、ボタンスイッチBS1、電磁リレー接点R2-1、電磁リレーR1のコイルが直列につながっています。
2番地は、ボタンスイッチBS2、接点R1-1、電磁リレーR2のコイルが直列につながっています。
接点R2-1とR1-1は、b接点(常時閉の接点)として描かれています。
b接点は、そのリレーが作動すると開きます。
【選択肢別解説】
1:× BS2を押して電流が流れるのは2番地なので、「1番地に電流が流れ」という文と合いません。
また、R1-1を変化させるのはR2ではなくR1の作動です。
2:× 1番地に電流を流すのはBS1で、BS2ではありません。
R1-1を開くのもR2ではなくR1の作動です。
3:× BS1を押すと作動するのは1番地のコイルR1で、R2ではありません。
また、b接点のR1-1は作動で開くので「閉」も誤りです。
4:○ BS1を押すと1番地に電流が流れ、R1が作動します。
R1の作動でb接点R1-1が開くので、BS2を押しても2番地に電流が流れず、R2は作動しません。
5:× R1が作動したとき、b接点R1-1は「閉」ではなく「開」になります。
閉のままならBS2でR2も作動してしまいます。
【ポイント】
優先回路では、相手側の回路に自分のリレーのb接点を入れておきます。
先に作動した側のリレーが相手の回路を開くので、後から押したほうは作動しません。
a接点(常時開)とb接点(常時閉)の動きの違いを確実に区別しましょう。