正答4
解説
正解は4です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
炉筒煙管ボイラーの構造、燃焼ガスの流れ方、規模を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 記述は正しい内容です。
炉筒煙管ボイラーは炉筒と多数の煙管を胴内に収めるため、内部が狭く構造が複雑です。
掃除や検査が難しいので、スケールが付きにくい良質の水を供給する必要があります。
2:× 記述は正しい内容です。
煙管には、管の内面にらせん状の凹凸を付けたスパイラル管を用いたものが多くあります。
燃焼ガスの流れを乱して熱伝達率を高めるためです。
3:× 記述は正しい内容です。
ウェットバック式には、閉じた炉筒の後部で燃焼ガスを反転させ、炉筒の内面に沿って前方へ戻す方式があります。
これが戻り燃焼方式と呼ばれるものです。
4:○ この記述が誤りです。
戻り燃焼方式では、燃焼ガスは炉筒の後部で反転し、炉筒内を前方へ戻ります。
その後、前部で煙管に入り、後方へ向かって流れます。
「炉筒後部から煙管を通って後部煙室に入る」という流れは、戻り燃焼方式のガスの流れではありません。
5:× 記述は正しい内容です。
炉筒煙管ボイラーは、伝熱面積20〜150m²、蒸発量10t/h程度のものが多く使われています。
蒸発量が30t/h程度の比較的大きなものもあります。
【ポイント】
戻り燃焼方式は「炉筒の奥で反転して炉筒内を前に戻る」流れです。
炉筒内の往復と煙管群の流れを合わせてパス数を数える点も確認しておきましょう。