正答4
解説
正解は4です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
自動制御装置の点検項目を、装置の種類ごとに正しく区別できるかを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
燃料遮断弁は、弁座からの燃料漏れがないかを点検します。
あわせて電磁コイルの絶縁抵抗を測定し、漏電がないかを確認します。
2:× 正しい記述です。
溶液密封式温度検出器の感温体や保護管に水あかやスケールが付くと、温度が正しく伝わらず応答が遅れます。
そのため、付着物の有無と、感温体が保護管に完全に挿入されているかを点検します。
3:× 正しい記述です。
コントロールモータと燃料調節弁・空気ダンパとの連結機構がずれると、燃料と空気の割合が狂い、不完全燃焼などを起こします。
固定ねじの緩みや外れ、位置のずれがないかを点検します。
4:○ 誤った記述です。
動作すき間は、オンオフ式の圧力調節器で設定する値であり、比例式圧力調節器にはありません。
比例式圧力調節器では、圧力の設定値と比例帯の設定値が変わっていないかを点検します。
「動作すき間の設定値」とする点が誤りです。
5:× 正しい記述です。
熱膨張管式水位調整装置は、熱膨張管内の水と蒸気の割合による管の伸縮で水位を検出します。
水側連絡管の放熱が不十分だと管内の水が冷えず、水位を正しく検出できないため、十分な放熱状態にあるかを点検します。
【ポイント】
「動作すき間」はオンオフ式、「比例帯」は比例式の調節器の設定項目です。
同じ圧力調節器でも、制御方式によって点検する設定値が異なります。