正答3
解説
正解は3です。
鋳鉄製ボイラーに関するボイラー構造規格(第2編)の規定を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
蒸気ボイラーには、スケールなどの沈殿物を排出できる吹出し管で、吹出し弁または吹出しコックを付けたものを備えます(構造規格第99条第1項)。
2:× 正しい記述です。
鋳鉄製ボイラーで験水コックを設ける場合は、ガラス水面計のガラス管取付位置と同等の高さの範囲に2個以上取り付けます(第97条第3項)。
3:○ 誤った記述です。
温水ボイラーには、本体または温水の出口付近に水高計を取り付けなければなりません(第96条第2項)。
水高計に代えて圧力計とすることはできますが、逃がし管を備えたものを除外する規定はありません。
正しくは、逃がし管の有無にかかわらず水高計または圧力計を取り付けます。
4:× 正しい記述です。
水道など圧力を有する水源から給水する場合は、その給水管を返り管に取り付けます(第100条)。
5:× 正しい記述です。
暖房用温水ボイラーには逃がし弁を備えるのが原則です(第95条第1項)。
ただし、開放型膨張タンクに通じ、内部の圧力を最高使用圧力以下に保てる逃がし管を備えたものは不要です。
【ポイント】
鋼製ボイラーの験水コックは原則3個以上、鋳鉄製は2個以上という違いが頻出です。
温水ボイラーの水高計(または圧力計)は、逃がし管の有無にかかわらず必要です。