消毒用エタノールに関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 揮発性が強く、引火性がある。
b 結核菌に効力がある。
c 逆性石けんと併用すると効力が低下する。
d 細菌の芽胞に効力がある。
正答1
解説
正解は1です。
消毒用エタノールは、皮膚や器具の消毒に広く使われる、速効性のある消毒薬です。
【記述別解説】
a:○ 正しい記述です。
エタノールは揮発しやすく、引火しやすいため、火気の近くでは使用しません。
b:○ 正しい記述です。
消毒用エタノールは、一般の細菌のほか、結核菌や多くのウイルスにも効果があります。
c:× 逆性石けんと併用しても、効力は低下しません。
逆性石けんと混ざって効力が落ちるのは、普通の石けん(陰イオン界面活性剤)です。
逆性石けんを加えたエタノール製剤も、手指の消毒などに使われています。
d:× 消毒用エタノールは、細菌の芽胞には効果がありません。
芽胞は熱や薬剤への抵抗性が強く、エタノールでは死滅しません。
【選択肢別解説】
1:○ aとbがともに正しい記述です。
2:× cが誤りです。
3:× cとdがともに誤りです。
4:× dが誤りです。
【ポイント】
消毒用エタノールは「結核菌に有効、芽胞には無効」です。
逆性石けんは、普通の石けんと混ざると効力が落ちる点とあわせて覚えましょう。