麻しんに関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 病原体は麻しんウイルスであり、その感染力は非常に強い。
b 定期の予防接種が実施されている。
c 2〜3日の潜伏期を経て、急に高熱が出た後、小さな発疹が顔だけに現れる。
d 海外からの持込み例もなく、国内での感染リスクはない。
正答1
解説
正解は1です。
麻しん(はしか)の病原体、予防接種、症状、国内の感染リスクを問う問題です。
正しい記述はaとbです。
【記述別解説】
a:○ 麻しんの病原体は麻しんウイルスです。
空気感染もするため感染力は非常に強く、免疫のない人が感染するとほぼ全員が発症します。
b:○ 麻しんは予防接種法の定期接種の対象で、MR(麻しん風しん混合)ワクチンが2回接種されています。
c:× 潜伏期は2〜3日ではなく、約10〜12日です。
発熱やせき、鼻水などのカタル症状の後に高熱となり、発疹は顔だけでなく耳の後ろや顔から全身に広がります。
d:× 海外で感染して国内に持ち込まれる例は現在もあり、国内で感染が広がるリスクはあります。
【選択肢別解説】
1:○ aとbはどちらも正しい記述です。
2:× cが誤りです。
3:× cとdがともに誤りです。
4:× dが誤りです。
【ポイント】
麻しんは「空気感染」「潜伏期10〜12日」「口の中のコプリック斑」が特徴です。
予防にはワクチンの2回接種が最も有効です。