パーマ剤の有効成分に関する次の文章の[ ]内に入る語句の組合せのうち、正しいものはどれか。
「二浴式のパーマ剤は、[A]のような[B]を有効成分とする第1剤と、[C]のような[D]を有効成分とする第2剤とからなる。」
正答3
解説
正解は3です。
二浴式パーマ剤の第1剤と第2剤の働きと、代表的な有効成分を問うています。
第1剤は毛髪のシスチン結合を切り、第2剤はその結合をつなぎ直してウェーブを固定します。
【空欄別解説】
A:第1剤の有効成分の代表は、チオグリコール酸(またはその塩)です。
B:シスチン結合を切る働きは還元なので、第1剤の有効成分は還元剤です。
C:第2剤の有効成分の代表は、臭素酸ナトリウムです。
D:切れた結合を再びつなぐ働きは酸化なので、第2剤の有効成分は酸化剤です。
【選択肢別解説】
1:× 臭素酸ナトリウムを第1剤、チオグリコール酸を第2剤の成分としていて、成分が逆です。
また、臭素酸ナトリウムは還元剤ではなく酸化剤です。
2:× 臭素酸ナトリウムを第1剤の成分としている点が誤りです。
第1剤は酸化剤ではなく還元剤です。
3:○ 第1剤はチオグリコール酸を有効成分とする還元剤、第2剤は臭素酸ナトリウムを有効成分とする酸化剤です。
すべて正しい組合せです。
4:× チオグリコール酸は酸化剤ではなく還元剤で、臭素酸ナトリウムは還元剤ではなく酸化剤です。
【ポイント】
パーマは「第1剤で還元して結合を切り、第2剤で酸化して結合をつなぐ」の順です。
第2剤には、臭素酸ナトリウムのほか過酸化水素も使われます。