正答1
解説
正解は1です。
表皮の層構造と、表皮にある細胞の働きを問う問題です。
表皮には、角化細胞(ケラチノサイト)、色素細胞(メラノサイト)、ランゲルハンス細胞などがあります。
【選択肢別解説】
1:○ 表皮は内側から基底層・有棘層・顆粒層・角質層の4層からなります。
手のひらや足の裏では、顆粒層と角質層の間に淡明層が加わります。
2:× 侵入した抗原物質(アレルゲン)を取り込むのは角化細胞ではありません。
この働きを持つのはランゲルハンス細胞で、免疫反応の始まりに関わります。
3:× 基底細胞から角質細胞へ分化するのはランゲルハンス細胞ではありません。
これは角化細胞の性質で、この過程を角化といいます。
4:× 同じ部位で比べると、色素細胞の数は人種による大きな差はありません。
肌の色の違いは、つくられるメラニンの量や性質の違いによるものです。
【ポイント】
表皮の4層は、内側から「基底・有棘・顆粒・角質」の順で覚えましょう。
角化細胞は角化、ランゲルハンス細胞は免疫、色素細胞はメラニン産生と、役割をセットで整理しましょう。