正答2
解説
正解は2です。
図は、着物を後ろから見た形を描き、各部の寸法・名称を問うものです。
Aは左袖の中で、袖付の線から袖口側の端までを横に結んだ矢印です。
Bは左袖と身頃の境目の上半分を縦に示した弧の矢印で、Cはそのすぐ下、身頃の脇の部分を示す弧の矢印です。
Dは背中の中心(衿の下)から右袖の端までをつないだ長い弧の矢印です。
【部位別解説】
A:袖幅です。
袖付の縫い目から袖の外側の端までの横幅を袖幅といいます。
B:袖付です。
袖と身頃を縫い合わせた部分のうち、実際に縫い付けられている長さを袖付といいます。
C:身八つ口です。
袖付の下にある、身頃の脇の縫い残した開きの部分を身八つ口といいます。
D:裄です。
背中心から肩を通って袖口の端までの長さを裄(ゆき)といいます。
【選択肢別解説】
1:× Aの袖幅とCの身八つ口は正しいですが、BとDが逆になっています。
Bは袖付、Dは裄です。
2:○ A「袖幅」、B「袖付」、C「身八つ口」、D「裄」がすべて正しい組合せです。
3:× AとD、BとCがそれぞれ入れ替わっており、すべて誤りです。
4:× Aが裄、Bが袖幅、Dが身八つ口となっており、Cの袖付も含めてすべて誤りです。
【ポイント】
裄は「背中心から袖口まで」と覚え、袖幅はその一部である袖の部分だけの横幅です。
身八つ口は女性の着物にある脇の開きで、着付けのときに手を入れて整えるのに使います。