正答3
解説
正解は3です。
はさみやかみそりなどの刃物には、炭素鋼、ステンレス鋼、コバルト鋼などの材料が使われます。
材料ごとの成分と、硬さ・さびにくさ・加工のしやすさの違いを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 炭素鋼の主成分は鉄で、鉄が2%しか含まれていないわけではありません。
炭素鋼は、鉄に2%以下の炭素を含ませた合金です。
2:× ステンレス鋼に含まれるクロムは5%ではありません。
ステンレス鋼は、さびにくくするためにクロムをおよそ10.5%以上含む合金です。
3:○ 炭素鋼はコバルト鋼に比べて加工性がよく、刃を研いで仕上げやすい材料です。
コバルト鋼は硬く摩耗に強い一方で、加工しにくい性質があります。
4:× さびに強いのは、炭素鋼ではなくステンレス鋼です。
ステンレス鋼は表面にクロムの酸化被膜ができるため、炭素鋼よりさびにくくなっています。
【ポイント】
炭素鋼は「研ぎやすく切れ味がよいが、さびやすい」、ステンレス鋼は「さびにくい」が基本です。
炭素鋼の刃物は、使用後に水分をよく拭き取り、油を引いて保管します。