消毒薬の希釈や器具の使い方に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 消毒薬の希釈倍数(倍)は、溶液量を溶質量で割った値である。
b 薬品の臭いを嗅ぐときは、手のひらで容器の口をあおぎ、鼻のほうへ流れてくる気体を嗅ぐ。
c メスシリンダーの読み方は、目を液面の高さに合わせ、真横から液面の高いほうを読む。
d 薬品は、容器のラベルの反対側をもって注ぐ。
aとb bとc cとd aとd 購入状況を確認しています… 正答 1
解説 正解は1です。
消毒薬をつくるときの希釈倍数の考え方と、薬品・実験器具の安全な扱い方を問う問題です。
【記述別解説】
a:○ 希釈倍数は、できあがった溶液の量を、もとの薬品(溶質)の量で割った値です。
たとえば原液10mLに水を加えて全量を1,000mLにすると、1,000÷10で100倍希釈になります。
b:○ 鼻を近づけて直接嗅ぐと、有害な気体を一度に吸い込むおそれがあります。
手のひらで容器の口をあおぎ、流れてくる気体を嗅ぐのが安全な方法です。
c:× 目を液面の高さに合わせて真横から見る点は正しいものの、読む位置が誤りです。
水溶液では液面が中央でへこんだ形になるため、高いほうではなく、へこんだ面の最も低いところを読みます。
d:× 薬品は、ラベルの反対側ではなく、ラベルを手のひらで包むように持って注ぎます。
こうすると、たれた薬品でラベルが汚れて読めなくなるのを防げます。
【選択肢別解説】
1:○ 正しい記述であるaとbの組合せです。
2:× cが誤りのため、bとcの組合せは正しくありません。
3:× cとdはどちらも誤りです。
4:× dが誤りのため、aとdの組合せは正しくありません。
【ポイント】
希釈倍数は「全体の量÷原液の量」で求め、加える水の量で割るのではありません。
メスシリンダーは「真横から・へこんだ面の底を読む」と覚えましょう。