正答2
解説
正解は2です。
芽胞は、一部の細菌が生育に適さない環境で菌体内につくる、耐久性の高い休眠状態の構造です。
芽胞をつくる代表は、バシラス属(炭疽菌、セレウス菌)とクロストリジウム属(破傷風菌、ボツリヌス菌)です。
【選択肢別解説】
1:× ウイルスは芽胞をつくりません。
芽胞は一部の細菌がつくる構造で、細胞の構造をもたないウイルスにはありません。
2:○ 芽胞は厚い殻に包まれ、水分が少ないため、熱や乾燥に強い性質があります。
通常の煮沸や多くの消毒薬では死滅せず、高圧蒸気滅菌などが必要です。
3:× 結核菌は芽胞をつくりません。
ただし細胞壁に脂質が多いため、乾燥や消毒薬に比較的強い性質があります。
4:× 芽胞をつくると栄養型になるのではありません。
増殖している状態の菌を栄養型といい、栄養型が芽胞をつくり、環境が良くなると芽胞が発芽して栄養型に戻ります。
【ポイント】
「芽胞は熱・乾燥・消毒薬に強い」「芽胞をつくるのはバシラス属とクロストリジウム属」が頻出です。
破傷風菌の芽胞は土の中で長く生き残り、傷口から体内に入って発病します。